*** 概要・免許制度 ***

普通二輪免許とは、排気量50cc超400cc以下の二輪車を運転できる免許で、1996年の道路交通法改正で定義された名称です。
それ以前の二輪車免許制度は、排気量制限のない大型二輪免許、400cc未満を運転できる中型二輪免許、125cc未満を運転できる小型二輪免許の3つに分かれていました。
その中型二輪免許が、普通二輪免許になったわけです。なぜ400ccが普通二輪の最大排気量になったかは、当時の国内最大排気量がメーカー自主規制により750ccだったため、その約半分の400ccが中型になったと思われます。
そして従前の小型二輪免許は、小型限定の普通二輪免許となりました。
また排気量の自主規制は、1990年代に撤廃されたために、今では1,000ccクラスのバイクが国内でも販売されています。その結果、大型は1,000cc、普通二輪は400ccとなり、大型の半分以下の排気量となってしまったわけです。
現在では、普通二輪免許しかない人が大型二輪を運転した場合、旧来の制度では条件違反でしたが、無免許運転となってしまいますので、注意して下さい。
国内では、125ccを超える排気量があれば、高速道路を走ることができます。150ccという排気量のバイクがありますが、あまり一般的ではありませんし、パワーも少ないので、余裕はありません。
その点、250ccのバイクなら、高速道を走って余裕がありますし、瞬発力もあります。さらに400cなら、車の流れをリードするほどのパワーがあります。
このクラスが最も売れ、車種が多かったのは1980年代のバイクブームの時でした。70年代はOHCの2気筒が主流だったのが、80年代になってからDOHC、4気筒、あるいは4バルブと高性能化がされました。今では販売台数も減ったため、車種は激減しましたが、DOHC4気筒という基本的メカニズムは、この時代のものを引き継いでいます。